台風の進路予想、どこで見る?

今年(令和2年)は7月に台風が発生しなかった統計史上初の年となったわけですが、それ自体不気味な感じがしております。

8月そして9月に入り、それなりに台風が発生していますが、沖縄以外に直撃している台風はまだありません。が、台風10号が発生してそれがかなりのハイパワーに成長しつつ、今年すでに集中豪雨で甚大な被害を受けた九州に向かうという予報がでています。

今回は台風の進路予想を見る際、どのサイトで情報収集できるかという事をまとめてみました。




気象庁 / 日本気象協会

気象庁は国交省の外局の行政機関で、日本気象協会は2009年まで国交省の所轄だったので、おそらく発表内容(台風に関しては)ほぼ同じものかと思われます。

気象庁のWEBはお役所っぽく探しづらい難点もありますが、日本気象協会は tenki.jp を運営していて、かなり一般向けに見やすいUIになっています。

これから紹介する他のWEBサービス等からくらべると、より堅実な短期予報を出している印象です。言い換えると他はザックリでも早く長い予報を出しています。

気象庁http://www.jma.go.jp/jp/typh/

日本気象協会(tenki.jp)https://tenki.jp/bousai/typhoon/

ウェザーニュース

こちらは民間企業で予報業務許可を受けている株式会社ウェザーニューズが運営する天気予報等のサービスです。こちらは各国の情報を統合して自社での予測をしていると見えました。

一般的な予報などは無料で見ることができますが、少しディープな災害アラートや記事になると会員のみに提供されています。web版がFlashで作成されいるという「大丈夫かいな..」と思わざるを得ないWEBですが(Adobe2020末にFlashを終了する)、トピックやスマホwebFlashではありませんでした。

 

https://weathernews.jp/

■JOINT TYPHOON WARNING CENTER (JTWC)

JTWCはアメリカ国防総省の機関で、いわゆる米軍の熱帯低気圧/台風の情報を出しているWEBサイトです。

こちらは少し見方を覚える必要があります。

まずトップページから目当ての台風(今回の10号はHaishen/ハイシェン)の一番見やすい形式の「Warning Graphics」を見てみましょう。

ここでの注意は時間がGMT(UTC)±0時間で表示されている事と、最大風速がノット表示になっている事です。 

変換してみる

現在位置の「02/00Z, 55KTS」とは「2/グリニッジ標準時0時,  最大風速55ノット」となります。

時間は+9時間で日本時間に変換でき、ノットをm/sに変換するには 1.944で割れば近似値になります。

計算してみると02/00Z, 55KTS」は「2/09時, 最大風速28m/sという事がわかります。

この計算が必要な事を除けば、気象庁よりかなり早い段階で長期的な予測がされています。

更新頻度は日に4回、0,6,12,18時の6時間間隔で更新されています。

https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

■Windy

Windyはチェコの天気予報企業で、台風の予報というより、空気の流れを視覚的に表したWebが特徴で10日先の予報までが見られます。

非常にシンプルでわかりやすいです。2年ほど使っていますが若干風速は盛り気味な感じがします。

https://www.windy.com/

■Meteologix

こちらはヨーロッパ中期予報センター (ECMWF)のデータを見られるWEBサイトです。

こちらも前述のGMT±0時表示なのが注意です。少しサイトの構造がわかりづらいです。

https://meteologix.com/jp

まとめ

夏の野外イベントなどの手伝いをして、度々台風の影響を受けましたがその経験からすると、どの予報もしょせんは予報。上陸1,2日前の予報でほぼ確定くらいの幅があり、9割方予報のスピードよりも早くなるイメージでした。

それだけ現代のスパコンを用いても台風の予想は困難なものなのだなと思います。