近頃キャッシュレス事業者からパラパラと規約変更のおしらせが届いています。
内容は「マイナポイント事業」に関わる部分がほとんどでしたが、そもそも「マイナポイント」って何でしょう?
結論から言いますと、
を総務省がやりますよ。ということです。
マイナンバーカードをポイントカードにする..とか前に聞いたような聞いてないような話が、少しづつ進んでいるようで喜ばしい限りです。
今回のコロナ禍でもマイナンバーカードがあったおかげで、混んでる税務署にわざわざ行かなくて済むし、給付金の申請もスムーズにできたし、むしろもっと活用して欲しいと思っています。
さて、脱線気味になりましたが、マイナポイント事業とは何なんでしょうか?
■マイナポイント事業とは?
マイナポイント事業は、マイナポイントの活用により、消費の活性化、マイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的とする事業です。
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/about/
マイナンバーカード普及 & キャッシュレス推進が目的のようです。
考えてみれば、e-taxがマイナンバーカード認証でなかったら私も作ってなかったと思います。だって、それでしか使ってなかったですし..
なのでマイナポイントのメインターゲットは以下のような方でしょう。
- マイナンバーカードを持っていない人(カード作成)
- マイナンバーカードは作ったがキャッシュレスをあまり使わない人(キャッシュレス推進)
副次的な要素として「マイナンバーカードとキャッシュレス使ってて良かった」という、何のためにマイナンバーカードを作ったのか疑問を持たれはじめた層にも効果的な施策といえます。
■マイナポイントをもらうには?
マイナポイントをもらうには、申請が必要で若干回りくどい申請方法になります。
私の場合スマホ(iPhone)で申請してみたので、その前提でご覧ください(PCはまた別の方法での申請です)。
①スマホで「マイナポイント」アプリをダウンロードする
②ダウンロードしたアプリで「マイナポイントの予約」をする
③マイナンバーカードをかざして暗証番号を入れて認証する
④「マイキーID」を発行して取得する(スクショ推奨)
「7月以降、マイナポイントの付与を希望する決済サービスを選択できるようになります。」とのことですので、それまでマイキーIDは大切に保管しておきましょう。
給付金申請などのときのサーバーの混みっぷりはウンザリしましたので、準備できることはやっておいたほうがスムーズにいく方法かと思います。
■使えるキャッシュレス事業者は?
おそらく概ねメジャーな事業者はマイナポイントに対応してくると思います。私の場合はメルカリかなぁ。
詳しくは下記で確認してください。
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/service_search/
上記のページを見ると
- 自分のスマートフォンから申込み
- 自分のパソコンから申込み
- コンビニのマルチコピー機から申込み
- ATMから申込み
- マイナポイント手続スポットから申込み
- 店頭でICカード等を直接購入
という区分けがあるので、先程の手順で取得した「マイキーID」を使用して上記の方法でキャッシュレス事業者に申し込む形になるのではないかと思われます。
7月以降に「マイキーID」を使って、決済サービスを選択して、その選んだ決済サービスでチャージや買い物をするとその金額の25%(最大5,000円分のポイント)がその決済サービスのポイントとして付加されるのだろうと思われます。
■ひとまずのまとめ
現状の情報でわかる範囲で書いてみました。
ビックリするようなポイント還元とまでは行きませんが、手順どおり申請すれば最大5000円分なので準備しておくといいでしょう。
ただ1回の決済なのか、期間での利用額に対しての25%なのかがまだぼんやりしているので、5000円分を貰うには今の所「20000円チャージ」が最善策かなと思います。
(2020年7月1日追記)
対象期間は2021年3月末までで、買い物の都度都度の25%ポイントバックで最大5000円分で打ち止め、ということのようです。チャージは対象外でした。