過敏性腸症候群と診断された #4 【本当の原因は?:胆汁性下痢の線を考えてみる】

  • 2020年4月3日
  • IBS
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前回は感染性胃腸炎後過敏性腸症候群(post-infectious IBS 略:PI-IBS)を腸内菌から考えてみて、リファキシミンを試した記事を書きましたが、IBSについて調べているうち「胆汁性下痢」型のIBSもあるので今回はこの線を考えてみました。

胆汁性下痢とは

胆汁は肝臓で生成され、胆のうに貯められていて食物が入ってきたタイミングで小腸入口で分泌されて小腸の終わり付近で吸収されます。この胆汁が大腸にまで流れこむと下痢を起こしてしまうとされています。

原因として考えられるのは、肝臓・胆のう・盲腸などの疾患で手術をし受けている事や、感染症などで腸の機能が低下している場合に発現すると考えられています。

胆汁性下痢の症状の特徴

胆汁性下痢の症状の特徴としては、以下のものがあるようです。

その日の最初の食事の後、1~2時間後に下痢が起こる。
腹部に強い痛みはない
便を出してしまった後は 症状が回復する

ご飯を食べた後にすぐに便意がある場合は、食事の刺激で腸の神経が刺激されて便意が催される「胃直腸反射」という反応です。これは体に害の無い正常の生理現象です。
引用元:http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20151118/index.html

私の場合、全てあてはまります。

そして、症状がある場合の便の色は決まって黄緑ががっています。ちなみに胆汁は緑色をしています。

胆汁性下痢に適応する薬は?

胆汁性下痢に適応する薬は陰イオン交換樹脂、品名としては「コレバイン(コレスチミド)」という薬があります。

「コレバイン」は高コレステロール血症の治療薬ですが、応用として下痢型IBSにも使用されるようです。

胆汁がかかわる下痢型の過敏性腸症候群に応用されることがあります。胆汁を吸着し大腸への流出を減らすことにより下痢症状を改善します。この場合、比較的少量を用います。
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se21/se2189014.html

胆汁が原因の下痢の場合、胆汁を吸着させることによって、胆汁性下痢を起こさないようにするという事のようです。

こちらは、お医者さんを説得して、血液検査後に1週間だけ様子を見てみましょうとのことで「コレバインミニ83%」を朝夕食前に処方されました。

コレバインミニ83%

コレバインは「陰イオン交換樹脂」という樹脂(レジン)が腸管内で吸収されず胆汁酸と結合してそのまま排泄されるため、子供や妊婦にも比較的安全な薬なようです。

長期服用で脂溶性ビタミン(主にビタミンA,D,E,K)の吸収を阻害するので注意が必要とありました。

実際コレバインミニを服用した感想としては「まさに樹脂飲んでる」という感じで、よくある細粒のノリで口に入れると硬っ!となります。

3mm程度の粒がザラザラっと包みに入っていてザラザラっと多めの水で飲み込みます。

コレバインの効果は?

私の場合、効果ありました。

率直な感想ですが、今まで試したIBSの薬の中では一番いい感じです。服用し始めて翌日から、近頃なかった「ちゃんとしたバナナ状の便」が出ました。これは今まで処方された薬ではなかった事です。

リファキシミンでは腸の状態はおちついていたのですが、便に覇気がない(?)のが気がかりだったのがコレバインではありませんでした。

加えて止瀉薬・イリボーでは体調などによって腸詰まり感を感じることもしばしばあったのですが、それも感じることがありませんでした。コレバインは作用機序から考えても神経系などをどうこうするワケではないので、安心感もあります。

個人的な効き具合としては  コレンバイン>リファキシミン>イリボー>セレキノン  です。

コレバインを続けたいが

コレバインを続けたいところですが、適用が高コレステロールの患者さんなので高コレステロールというほどでもない私は適用外ではあるので、お医者さんからは「慎重投与」で定期的な血液検査をするという事で出していただいている事が気がかりです。コレステロールが下がりすぎることを懸念してと思われます。

なんとか続けたいところです。

サジェストに「やせ薬」

コレバインについて検索しているとサジェストに「やせ薬」と出てきます。

これについて少し検索を深めてみたところ次のような記事がありました。

栄養を過剰に吸収する腸内細菌『ファーミキューテス菌』を減らし、栄養を過剰に吸収しない『バクテロイデス属』という腸内細菌を増やす効果があること。服用することで腸内細菌を変化させて、太りにくい体へと体質を変化させてしまう
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/44333?page=5

これはなんともある種の人には魅力的な話です。IBSを改善する腸内環境にしてくれればこちらとしてはいいのですが

まとめ

今回はIBSを胆汁性下痢という面から考えてみて、人柱になってみたお話でした。

私の場合いわゆる感染性胃腸炎後IBS(PI-IBS)にあたるのですが、それでも胆汁性下痢の症状を起こすことがあるのかは定かではないものの、以前からその徴候(食後の腹下し)はあったので感染性胃腸炎が引き金となって過敏になっているのかな。。という素人の体感です。

ともあれIBSに限らず基本的な健康を保つため、ストレスをためない・適度な運動・適度な食事を心がけるに越したことはないというよくある着地点に落ち着きました。

耳が腐る程聞く話ですが、ストレスをためないなんて一体どうやってやるんでしょうかね!

ストレスを溜めない方法、を今度は調べてみようかしら?ということで今回のまとめとさせていただきます。