過敏性腸症候群と診断された#2 【お薬】

  • 2020年3月23日
  • IBS
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過敏性腸症候群(IBS)と診断されたに至った経緯と過敏性腸症候群とはどんな症状なのかを前回「過敏性腸症候群と診断された#1 【きっかけ〜診断】」で書きましたが、今回は過敏性腸症候群の薬について書いてみたいと思います。

なお、私の場合は下痢型のIBSなので便秘型・混合型とは違うと思いますのでその点ご留意ください。

■診断される前に飲んだ市販薬

最初は「悪いものでも食べたかな」という調子で過ごしていたのですが、症状が悪化?というより同じ下痢症状が何週間も続いていたのでそろそろシンドイと思ったのが12月末、病院も閉まっていました。

「止瀉薬は飲むな」とよく聞いていたのですが、大掃除もしなくては、実家にも帰省しなくては、、と喫緊に迫っているイベントに対処するため、やむなく市販薬を使いました。

 


●大師陀羅尼錠(だいしだらにじょう)

ひとまず家にあった「大師陀羅尼錠」を服用しました。我が家では正露丸的な立ち位置で常備してある薬で、「陀羅尼助(だらにすけ)」とも呼ばれる7世紀から存在しているとされている民間薬です。

鬼のように苦く、昔の修験者や僧侶は眠気をさますために口にしたこともあるとも伝えられています。
民間薬とはいえ第2類医薬品で、漢方のオウバク(キハダ)を主として構成されているれっきとした医薬品です。

[私への効果]
ひどい下痢はおさまりましたが、腸の鈍痛、常にある便意(出口付近の違和感)などにはあまり効果を感じず、素直な感想としては、腸がペースダウンして、胃〜小腸の流れが悪くなって胃に不快感が出た印象でした。

●ワカ末

「大師陀羅尼錠」があまり量が残っていなかったので、ワカ末を購入しました。
大師陀羅尼錠での有効成分はほぼオウバク由来の”ベルベリン”ということで、塩化ベルベリンが主成分のワカ末を使用しました。個人的な効果の感想としては「大師陀羅尼錠」と同じでした。

 

 

■診断後、処方された薬

●セレキノン(トリメブチンマレイン酸塩)

まず処方されたのは、こちらで様子見てみましょうとのことで、セレキノン100mgを処方されました。

“アセチルコリン(腸管運動を活発にさせる)やノルアドレナリンの働きを制御することで、腸管運動を調節できる。
慢性胃炎における消化器症状(腹部膨満感、腹痛、吐き気、げっぷ)、過敏性腸症候群の治療に用いられる。腸の動きを正常化し、下痢型、便秘型、混合型などいずれの病型の過敏性腸症候群(IBS)に対しても効果がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%83%96%E3%83%81%E3%83%B3

IBSの既往歴がある人は市販で買える「第1類医薬品」でしたが、2019年には「第2類医薬品」へ変更されています。
第2類医薬品ですが、IBSの既往歴と問診が必要という特殊な形態で販売されています。ネット上でも問診フォームに回答する形で販売されています。

[私への効果]
そこそこ効きました。
ひどい下痢症状・腹痛はおだやかになったものの、便そのものはいわゆる「ユルい」状態で、体調不良や食事のクオリティを疎かにすると下痢気味に戻ってしまうことも何度かありました。

 


●イリボー錠 (ラモセトロン塩酸塩)

下痢型IBSの方はほぼコレというほどのおくすりで、2008年に認可された比較的新しい薬です。
前述の「セレキノンでもたまに下痢症状がある」と伝えた所、変更されたのがイリボーでした。

遠心性神経のセロトニン5-HT3受容体に拮抗することによって下痢を改善し、求心性神経のセロトニン5-HT3受容体に拮抗することによって腹痛を改善します。通常、下痢型過敏性腸症候群の治療に用いられます。
※遠心性神経=中枢から末端へ興奮を伝達する神経 ⇔ 求心性神経

強引にまとめると「消化管の神経伝達物質の信号を抑えて、下痢症状を改善させる」といった所でしょうか。

[私への効果]
抜群に効きました。不快だった諸々の症状が消え去り、目の前の黒い霧が晴れた気分になりQOLが回復しました。
ただ、私の場合処方Maxが5μgなのですが、5μgだと「腸、ゆっくり運行しております」感が出て胃に不快感が出ることや、若干便が出づらくなる等もあり、2.5μg基準で様子見という形になっています。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はIBSの薬について個人的な作用の印象を書いてみましたが、IBSの原因であるストレス方面の薬も同時に処方されていて併用していますが、それはまた別の機会にでも書きたいと思います。

もちろん薬には個人個人効き方が違うので、お医者さんとよく相談して処方してもらいましょう。

次回は「本当の原因」は何かを探ってみた事を書いてみたいと思います。

お楽しみに!

 

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