[DTP] 印刷所へ渡す入稿データをサクッと楽に作る方法

DTP

DTPにおいて印刷所に入稿する場合、色々と煩雑な作業が多くあります。
むしろ、それがDTPオペレーター・デザイナーのひとつの立派な特殊技能であると思っています。
ところが校了したらポイッと入稿できると思ってる人が未だに多くいらっしゃいます。

画像はCMYK/EPS形式にして、アウトライン取って、アピアランスやオーバープリントを気にしながらチェックして入稿先の対応バージョンに合わせる為に分割なんてしたり..総インク量が多いとか孤立点があると言って戻ってきたり..

しかし、それも古くなっています。

■主流は指定プロファイルでPDF書き出し

大手印刷会社をはじめ、安い印刷通販会社でもほぼPDF入稿を受け付けています。
各社指定のプロファイルを使用して書き出せばOKというとても簡便な、入稿データ作成側もRIP製版側にもメリットがたぶんにあるwin-winな方式です。

しかし、印刷所ごとのプロファイルを入れるのが面倒であったり(あるいは初心者の方にはプロファイルを当てる作業が分かりづらかったり)、代理店で取りまとめている雑誌広告などの小さい広告はAIまたはEPSデータ入稿という場合も多くあり、そのような場合は旧式の面倒な入稿処理をしなくてはなりません。

 

■ペロッと書き出して貼ればいいんじゃない?

そこでオススメする簡単な(手抜き?)入稿方法として「校了原稿を600ppiとかで画像に書き出してペロッと貼る」という方法があります。

それで大丈夫なのか?と当初思っていましたが、確かに余計なベクター・フォント周りのトラブルがなくなるうえ、上がってきた印刷物を見る限り、0.25ptの線も4ptのヌキ文字もちゃんと出ていてベクターデータで入稿した場合と遜色ないものでした(200線 FMスクリーニングの場合)。

 

もうこれでいいんじゃないの…と思います。

■おわりに

できるだけPDF入稿を推奨しますしそのようしていますが、校了したあとに「〇〇(印刷通販)に入稿したいんだよね。いますぐ」などと言ってくるクライアントさんも多いので、そういった場合には「ペロッと書き出し」方式を使用しています。

特にデメリットが見当たらない「ペロッと書き出し」方式、DTP入稿初心者の方にもオススメです。
ただし、線数が粗い場合はちゃんとベクターやPDFで入稿しましょう(175線以下だとさすがに…)。

かくして面倒な入稿処理も失われた技術に入ってしまうのでしょうかね(初老)。