送ったPDFを見ながら話をしたかったのでとりあえず同僚のデスクヘ向かい開いてもらう際、同僚の手元を見ていると、、、
[①Finder→②PDFクリック→③Acrobat Reader起動→④ファイル見る](3,40秒程度かかる)
…これではちょっとしたオモシロ話をしなくてはいけない間が生まれてしまう。
そんな時には「Quick Look」を使いましょう。
■まずはMacOSの「Quick Look」とは?
ファイルを選択して[スペースバー]を押すだけで既定のアプリケーションを介さず瞬速で確認できる超便利なMacOS標準機能です。
対応しているファイルはAppleの公式には下記のようにありました。
クイックルックでは、ほとんどすべての種類のファイルを、開くことなくフルサイズのプレビューですばやく表示できます。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh14119/mac
ものすごくザックリな説明!!
しかし使ってみるとなるほどほぼ全てのプレビューが見ることが出来ます。
テキスト、画像、動画、PDF、iWorkなどの汎用的なものはもちろん、Office書類、PSDファイル、AIファイル(PDF互換保存のみ)などのやや特殊なデータも一瞬で確認できてしまいます。
一方、プレビューできないファイルとしては、独自形式で保存するアプリケーションやシステムファイルなどがあります。
ともあれ、ちょっと一瞬だけ確認したいトコがあるなど、アプリケーションを開くほどでもない確認には超便利な機能なので是非使いこなしてみてください。
■Windowsでの「QuickLook」の使用法
おそらくMacOSで非常に便利な機能だということで、win10で使えるようにしてくれた方がいるようです。
利用にはインストールが必要なので「QuickLook」からインストールします(無料)。
使い方もファイルを選択した上で、Mac同様に[スペースキー]を押すだけです。
Windows版「QuickLook」で開けるファイルの種類は下記のように記載があります。
- Almost all image formats:
.png
,.apng
,.jpg
,.bmp
,.gif
,.psd
, Camera RAW, …- Compressed archives:
.zip
,.rar
,.tar.gz
,.7z
, etc..ai
file- Almost all audio and video formats:
.mp4
,.mkv
,.m2ts
,.ogg
,.mp3
,.m4a
, etc.- Comma-separated values file (
.csv
)- Email and Outlook Email files (
.eml
and.msg
)- HTML files (
.htm
,.html
)- Markdown file (
.md
,.markdown
)- All kinds of text files (determined by file content)
- …and even more with the help of installable plugins
実際の使用感としては、Macと遜色なく使えている印象です。若干ページものでは読み込み待ちがあるかな?という程度の違いなので、Windowsユーザーの方も「QuickLook」をインストールして快適な確認ライフを送ってみてはいかがでしょうか。