タイムズカーシェアには予約ごと、あるいは全予約に「安心補償サービス」という補償を追加でつけることができます。
この「安心補償サービス」には加入したほうがいいのでしょうか?
■基本的な保険・補償は当然ついています
基本的な保険・補償は無いと自動車を使うことはできないので、当然付いています。
対物補償(他人の物や車に損害を与えた場合の補償)/1事故につき 無制限 (対物免責額 0円)
車両補償(タイムズカーシェアの車両に損害があった場合の補償)/1事故につき 時価額 (車両免責額 0円)
人身傷害補償(ご自身や同乗者が死傷した場合の補償)/1名につき 無制限
搭乗者の自動車事故によるケガ(死亡・後遺障害を含みます)につき、運転者の過失割合に関わらず、損害額を補償します。
(限度額無制限:損害額認定は保険約款に基づき保険会社が実施いたします)
※搭乗者傷害は付保されておりません。
詳しくはコチラで確認してみてください。
■「安心補償サービス」の補償範囲は?
では、「安心補償サービス」の補償範囲とはどういった場合に適応されるものなのでしょうか。
これは”事故等に関するNOC(ノンオペレーションチャージ/営業補償)およびその他費用の一部が免除される”ものです。
免除される条件と費用は以下のとおりです
項目 | 非加入時の請求金額 | 加入時 |
事故に関するNOC | 2万円/5万円 | 免除 |
タイヤのパンク | 実費金額 | 免除 |
利用中に発生したバッテリー上がり | 実費金額 | 免除 |
出動が必要なキーのインロック | 実費金額 | 免除 |
利用中に発生したガス欠 | 実費金額 | 免除 |
対象に関わる搬送(レッカー等)費用 | 実費金額 | 免除 |
この表の中であまり考えられないのではないかと思われるのが、下記の2点です。
利用中に発生したバッテリー上がり
これは滅多な事では起きないのではないかなぁと思います。
電灯類のつけっぱなしが主因かと思いますが、余程のおっちょこちょいサンでなければ返却操作をしている時に気がつくと思います(ちなみにヘッドライトでも1晩は持つといわれています)。
出動が必要なキーのインロック
昔のノブ式でドアハンドルを引っ張って閉める方式ならいざしらず、昨今のキーシステムであれば、あまり考えられない事かと思います。
タイヤのパンクに関しては、シェアカーでは経験がありませんが、山道の路上のキャッツアイ(反射板)を踏んでしまい、パンクした経験があります。
しかし、事故にあった時にパンクする事も往々にあると思います。
■つまり事故を起こさなければいいのでは?
単純に事故を起こさなければ必要のないものなのですが、事故は自分が起こすとは限りません。
私はカーシェアを7年使っていて事故は2回あります。1回目は信号で停車中に後ろからゴツンと。2回目はETCを差し忘れて突っ込んだことです。。
もらう事故は避けられませんし、慣れた車でない場合は擦ってしまう事などもあるかと思います。
自分に責任がない後ろからの追突などで営業補償をとられては腹の虫の居所も悪くなる一方です。
もう一度書きますが、事故は自分が起こすとは限らないですし、もらう事故は避けられません。
■330円で安心を
「安心補償サービス」は330円/利用です。それで万一の事故の営業補償を免除されるのであれば安いものかと思いますので、ココを読まれた方は是非加入して安心してシェアカーを大切に使いましょう。
あまり良くない試算ですが、60回カーシェアを利用して20,000円レベルの補償が発生する事故を起こさない、或いは150回カーシェアを利用して50,000円レベルの補償が発生する事故を起こさない自信があれば元は取れます。
そもそも元を取る云々ではなく、安心を買う意味で加入を強くオススメします。
細かい注意事項はオフィシャルWEBを確認してくださいね。
https://share.timescar.jp/fare/compensate.html