普通列車グリーン車のススメ【JR東日本】

普通列車グリーン車とは、東海道線、横須賀・総武快速線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ライン、常磐線の普通(快速)列車に連結されている「ちょっといい席」の車両です。

急いでホームへ降りてちょうど電車が来たとき、目の前に止まったのがグリーン車で、「グリーン車かよ!」と急いで普通車両の乗り口に走る、なんていう経験が度々ある方もいらっしゃる事だと思いますが、今回はグリーン車に乗ってやろうというエントリーでございます。

■グリーン車を使ったキッカケ

私がグリーン車をはじめて使ったキッカケは、遠方から呼び出しがあり、向かう途中も延々作業の指示をされていた時に「電車内で仕事ができたらなぁ」と思ったとき、グリーン車なら余裕を持って作業をできるんじゃないか?と閃いたことです。

思い切ってグリーン券を購入してみたらそれはそれは快適極まりない環境で、諸々捗った経験から度々グリーン車を使うようになりました。

■ちょっといい普通列車のグリーン車

グリーン車の何がいいかというと、いわゆる”特急列車”気分で乗れる事かと思います。

●進行方向に向かって座るシート
●リクライニングができる
●テーブルがあるので、飲食や仕事ができる
●トイレがグリーン車専用のものがある
●グリーンアテンダントによる車内販売がある(ドリンク・つまみ等)
●未就学児は無料

とにかく快適の一言に尽きます。

デメリットがあるとすれば、指定席ではなく数量制限も無いので通勤時間帯や長期連休などの時は座れない場合もある(むしろ始発駅でも何本か見送らないと座れない)、という事かと思います。
デッキに立っている場合でも、グリーン車の車両にいるにはグリーン料金がかかってしまいます。座れないので普通車に移る場合はアテンダントさんにその旨告げると払い戻しの案内をしていただけるそうです。

■普通列車グリーン券の買い方

グリーン車に乗るにはグリーン券が必要です(アナウンスみたいになった)。その買い方は概ね4種類あります。

①普通の券売機で購入する
これは改札に入る前に買う必要があります。Suicaグリーン券(ICカードに情報を書き込む)と、普通の磁気切符の発券が選べますが、対応していない交通機関のカードしかない場合や、記念できっぷが欲しいなどの事情以外は車内検札がはぶけるSuicaグリーン券をおすすめします。「みどりの窓口」でも買えます。

②ホームのグリーン券専用券売機で購入する
ホームにはグリーン券専用券売機があります。大体グリーン車の停車位置付近に設置されています。
注意点としてはSuicaグリーン券のみなので、グリーン料金以上がチャージされているSuica等対応ICカードを持っていないと買えません。

③モバイルSuicaから購入する
モバイルSuicaのホーム画面に”グリーン券”の項目があるのでそこから新規購入できます。

④グリーンアテンダントから購入する
アテンダントさんが回ってきた際に、乗車駅と降車駅を告げて支払いをしますが、事前購入より300円近く高くなるので乗る前に買っておく事をおすすめします。

■普通列車グリーン券の使い方

Suicaグリーン券またはモバイルSuicaでグリーン券を購入した場合は、座りたい座席についたら頭上にあるSuicaマークにタッチします。赤い点灯が緑になり、車内検札が省かれます。

席を移動したい場合は、頭上のSuicaマークにタッチすると赤にもどりますので、新しい座席でもう一度タッチすれば完了です。
磁気きっぷの場合は、アテンダントさんが回ってきて検札してもらうと、頭上のLEDが緑色になります。

■普通列車グリーン券の料金

普通列車グリーン券の料金は距離、平日/ホリデー、事前購入か車内でアテンダントさんから購入かで変わってきます。

営業キロ
事前料金 車内料金
平日 ホリデー 平日 ホリデー
50kmまで 780円 580円 1,040円 840円
51km以上 1,000円 800円 1,260円 1,060円

距離が50kmまでというと東海道線でいえば東京〜大船くらいの距離です。

51km以上は一律とはいえ、普通列車グリーン車の走っている区間内に限られますが、最長距離は静岡の沼津駅〜茨城の高萩駅(約295km)も51km以上の距離料金で乗ることが出来ます。

■今後のグリーン車の広がりは

中央快速線のグリーン車導入は2023年度末予定
もともと2020年を目指していた中央快速線と青梅線にもグリーン車導入は、延期されて2023年度末に開始予定というアナウンスがされています。
中央快速線グリーン車は大月までの運用となるので、特急「かいじ」などよりのんびり行きたいという需要にも合うのではないでしょうか。

Wi-Fiとコンセントは2020年度から順次導入予定
現在普通列車グリーン車にはWi-Fiやコンセントは付いていませんが、2020年度より順次導入される横須賀・総武快速線向けの新型車両からWi-Fi、コンセントの整備がされるそうです。
ゆくゆくは全グリーン車に設置されればさらにニーズも高まって快適になりますね。