さて問題です。タイトル画像の人物は誰でしょうか?
正解は「誰でもありません」
答えは、AIで生成された実在しない人物なのです。この人物画像は「AI人物素材(ベータ版)」を利用して生成された人物の素材です。よく見ると向かって左側の首筋に若干の違和感があるものの、限りなく自然な人物写真に見えます。
「AⅠ人物素材とは?」
ACワークスが、GAN(Generative Adversarial Network:敵対的生成ネットワーク)を用いて、実在しない人物の顔を生成した「AI人物素材(ベータ版)」です。
生成した写真素材は、通常の素材と同じようにダウンロードしてお使いいただけます。実在しない人物ですので、モデルから写真の使用許可を得る必要なく、安全にご利用していただくことが可能です。
ACワークスが、GAN(Generative Adversarial Network:敵対的生成ネットワーク)を用いて、実在しない人物の顔を生成した「AI人物素材(ベータ版)」です。
生成した写真素材は、通常の素材と同じようにダウンロードしてお使いいただけます。実在しない人物ですので、モデルから写真の使用許可を得る必要なく、安全にご利用していただくことが可能です。
という面白い実験的なサービスです。
現在はベータ版で正方形の人物画像だけですが、それでもちょっとしたインタビュー形式の記事などには充分使用できるクォリティかと思います。
ACワークスはロイヤリティーフリーのイラストを提供している「イラストAC」や、写真などを提供している「写真AC」などなどのサービスを運営している会社で、私もかなりの頻度で利用させていただいております(年会費払わせていただいております!)。
さらに、顔入れ替えサービス「FusionAC」もリリースされていて、こちらは顔入れ替えもできますが、AI生成された架空の人物の顔への入れ替えも可能となっています。
■期待したい今後
今現在も、そこそこ使えそうな架空の人物の顔画像を作成できますが、これを普通の写真素材に応用して、顔のみ架空の人物の写真素材を作れる様になると撮影者被撮影者問わず、メリットがうまれると思われます。
- 撮影者からすると、モデル選びやプライバシー契約などの手数や、使用許可トラブルが減る事がメリットとして挙げられるでしょう。
- モデルとなる人からしてみると、顔が守られるとなると、撮影への敷居が低くなり、余裕が産まれると予想できます。
- 画像のエンドユーザーからしても表情を選ぶ等ができるようになると、グッと色々な画像を使える事になると思われます。
今後の進展がどうなっていくのか、注目のサービスと言えるでしょう。
AI人物素材(べータ版) → https://www.photo-ac.com/main/genface
FusionAC → https://fusion-ac.net/